戦闘服の下で、一番先に汗を吸う一枚。
モスグリーンに染め上げられたこのOD(オリーブドラブ)Tシャツは、米軍で実際にトレーニング着として使用されてきた一枚だ。サイズはL、肩幅約48cm、身幅約51cm、着丈約69cm。OG-107系のファティーグの下に着込む、いわば標準装備の一つである。
見えない一枚が果たす役目
戦闘服を着込む前段階、あるいは訓練そのものの場面で、Tシャツは汗を吸い体温を調整する役割を担っていた。目立たない存在だが、装備一式の中では毎日肌に触れる分、もっとも消耗の激しい一枚でもある。
作りと質感
綿素材特有の柔らかさと、実用品らしい厚みのある編み立てが特徴で、繰り返しの洗濯と着用に耐える丈夫さがある。Lサイズらしいゆとりのある寸法は、重ね着をしてもストレスなく動けるよう考えられている。
訓練の体温を記憶した生地
今この一枚を手に取ると、訓練に打ち込んだ誰かの体温が生地越しに伝わってくるようだ——飾り気のないモスグリーンこそ、日常装備の実像を物語っている!






