汗の通り道が変えた色合い
米軍放出のOD(オリーブドラブ)Tシャツ、サイズS。脇下にわずかな色あせ、実寸は肩幅約43cm・袖丈約16cm・身幅約45cm・着丈約63cmである。コード0549。色が道を示す〜。
色あせの位置が語ること
退色は脇下から始まることが多い。汗が最も集中する部位だからだ。米陸軍のユーティリティ制服OG-107体系の下に着る肌着、あるいは訓練時の表着として使われたこの一枚も、その典型的な傷み方をしている。典型の傷みだ!
実寸という裏付け
身幅45cm前後というサイズ感は、現代のSサイズよりやや小さい。ベトナム戦争期を中心に広く支給された品で、厚手のコットンニットは市販のTシャツとは編み立ての密度がまるで違う。密度が違う。
着られた記録としての一枚
色あせも寸法も、すべてがこの一枚の来歴を語る手がかりだ。きれいすぎない状態こそ、実物らしさの証明でもある。






