13センチの中に、弾倉2本。
約13cm×約12cm×約6cmのナム戦期コットン製マガジンポーチは、極上品と呼べる状態を保ったまま今に伝わってきた一点。アムニション(弾薬)を携行するための実用具だ。
ユニバーサル・ポーチという設計
M1956規格のこのポーチは「Universal Small Arms Ammunition Case」と呼ばれ、当初はM14用20連マガジン2本を収める設計だった。ベトナム戦争でM16への切り替えが進むにつれ、同じ枠組みの中でマガジンの収め方も少しずつ変化していった——名前は「万能」でも、中身は時代ごとに更新され続けた。
コットンダックという素材選び
高温多湿のベトナムでは、革よりも乾きの早いコットンダック地が重宝された。極上品というだけあって、生地の張りと色味が当時の姿をよく留めている!
状態の良さが伝えるもの
実戦で酷使された品が多い中、これほど良好な状態で残るのは珍しい。予備として保管されたまま、一度も本格的に使われなかった可能性もある。










