ひとまわり大きい、17センチのポーチ。
約17cm×約12cm×約6cmのナム戦期コットン製マガジンポーチは、同系統の品より一回り大きい寸法に仕立てられた極上品だ。
サイズ違いが示す使い分け
同じM1956規格のマガジンポーチでも、収める弾薬の種類や本数によって寸法にはいくつかのバリエーションがあった。17cmというこの大きめのサイズは、より多くの携行量を想定した仕様と見られる——ひとまわりの差が、そのまま用途の違いになる。
コットンダックの丈夫さ
綿を密に織ったダック地は丈夫。金具や重い弾薬を支えても簡単にはへたらない。極上品らしい良好な状態が、素材の頑丈さをそのまま裏付けている!高温多湿のベトナムで、革よりも扱いやすい素材として選ばれた理由がここにある。
寸法差という記録
わずか数センチの違いだが、そこには当時の運用の細やかさが表れている。同じ名称のポーチを並べて比べてこそ気づける差だ。ベトナム戦争当時の装備の多様さを、この一点が物語っている。









