72年経っても、まだ休戦中のままの国境線。
DMZ(非武装地帯)鉄条網 机上プレートは、朝鮮戦争の休戦ラインに実際に張られていた鉄条網の一部を封入した記念プレートだ。シリアルナンバー付きで、由来を証明する体裁がとられている。
1953年に生まれた境界線
朝鮮戦争は1950年6月に始まり、1953年7月27日、板門店で休戦協定が結ばれたことで戦闘は止まった。この時に軍事境界線(MDL)を挟んで南北それぞれ2km、合計約4kmの緩衝地帯として定められたのがDMZである。
休戦という名の現在進行形
終戦ではなく休戦——だからこそDMZは今もなお、世界で最も緊張度の高い国境の一つとして維持されている。鉄条網と監視哨が並ぶこの地帯は、70年以上にわたり南北を隔て続けてきた。今も現役の境界線だ。
小さな鉄片が持つ重み
何の変哲もない針金の切れ端に見えて、それが張られていた場所を思えば意味合いは一変する。歴史の境界線そのものに触れられる、数少ない実物資料。手のひらに乗る、休戦の記憶だ。




