カバーだけでなく、中身までそろっているのは稀だ。
US NAM戦 M-56 スコップカバー 付き——珍しく、そろっている。中古良品で約52cm×18cm×8cmと、カバー単体(約25cm前後)よりひと回り大きい。折り畳みシャベル本体がカバーに収まった、セットの状態を保っている一組である。
セットが崩れやすい理由
シャベルとカバーは別々の消耗品として扱われ、行軍中に片方だけを紛失することも珍しくなかった。長年の放出品市場を経てなお、両方が揃って残っているのは決して当たり前ではない。
52cmという全長
折り畳んだ状態でこの全長があるということは、柄を含めた本体がそのまま収まっている証拠だ。カバーの外形だけでは分からない、シャベルという道具の実際の大きさを伝えてくれる。
セットで見る価値
カバー単体、シャベル単体で見るのと、セットで見るのとでは印象がまるで違う——装備として完結した一組は、当時の兵士が実際に腰に下げていた姿をそのまま想像させる。装備は、単体では語れない。










