実弾を撃てない国だからこそ、模型は本気で作られた。
モデルガン用マガジン、中古良品。傷はあるものの可動には問題のない一点。日本の銃刀法下では実銃を所持できないため、火薬を使うモデルガンという独自のジャンルが発達してきた。
日本のモデルガン文化
1960年代以降、MGCやCMC、マルシンといったメーカーが、法規制の範囲内で発火可能な金属製モデルガンを製造してきた。マガジンは弾体を持たないカートリッジを積み、引き金を引くたびに火薬の発火音と煙を再現する仕組みだ。実銃とは異なる法規制下の製品だが、可動部の作り込みには当時の職人技が詰まっている——法律の制約が、逆に技術を磨いた。
傷が語る発火の回数
マガジン内部の傷は、カートリッジの出し入れと発火を繰り返した証だ。金属製ゆえの重量感は、後発のエアソフトガンにはない独特の手応えを持つ。
実物の軍用マガジンとは出自が違う一点だ〜それでも、模型の域を超えた作り込みは日本のものづくりらしい執念を感じさせる。









