同じ名前でも、収める中身が違えば寸法も変わる。
US キャンティーンポーチは米陸軍の制式キャンティーン(水筒)を携行するための布カバーで、腰のピストルベルトに吊るして使う。今回の個体は実測12cm×20cm×9cm——標準的な1クォート(約0.95リットル)水筒にぴったり収まる寸法だ。
1クォートと2クォートの違い
米軍の水筒には1クォートの硬質プラスチック製と、行軍用の2クォート折り畳み式ブラダーの2系統があり、それぞれ専用のポーチが用意されていた。サイズ違いのポーチが複数出回るのは、この容量差がそのまま外寸に反映されているからだ。
ワイヤーハンガー式の固定
フタの裏側から伸びるワイヤーフックをベルトの穴に通すだけの固定方式は、素早い脱着を優先した実戦的な設計だ。単純だが、よくできている。走りながらでも外れにくく、逆に外そうと思えば片手でも簡単に外せる——この二律背反を両立させた古い工夫である。
使い込まれた証拠
生地の擦れ方に、実際に腰へ吊るされていた期間の長さが見える。中古良品というランクの通り、破れや大きな汚れはないが、真新しさとは違う道具としての表情がある!










