『これさえあれば勝てる』と言われた無線機の付属品。
CW-503/PRC-25 アンテナポーチは、ベトナム戦争を象徴する背負い式無線機AN/PRC-25の付属品で、分解式のアンテナを収納する細長いポーチだ。サイズは約50cm×15cm×7cm、極上品としてコンディションが良く残っている。
AN/PRC-25という無線機
AN=Army-Navy、PRC=Portable Radio Communicationの略で、米軍の統合命名規則(JETDS)に基づく型番だ。1960年代前半に採用され、VHF FM 30〜53.95MHzで交信するこの無線機は、ベトナム戦争で歩兵小隊の標準装備となった。
アンテナという消耗品
現場では折れやすいアンテナを予備として複数携行する必要があり、専用ポーチに分けて収納するのが定石だった。ジャングルの藪をかき分けながらの行軍では、むき出しのアンテナはすぐに損傷する。
脇役が語る戦場
無線機本体ではなく、付属ポーチにこそ現場の使い方がにじむ——誰が何を持ち歩いていたか。想像する手がかりになる一品だ。







