手のひらの知識
SURVIVAL CARDSは、野外での生存技術をまとめた携行用のカードセットである。中古良品の状態で、当時の情報がそのまま形として残っている。
知識を携行するという発想
過酷な環境に置かれた要員にとって、生存のための知識をとっさに思い出せるかどうかは生死を分ける。かさばる教本ではなく、ポケットに入るカードという形にまとめたのは、限られた携行スペースの中で実用性を優先した工夫である。
作りと質感
カード一枚一枚は簡潔にまとめられており、装飾よりも情報の伝達を重視した作りになっている。中古良品らしい使用感が紙面に残るものの、内容を読み取ることに支障はない。
いま、遺産として
いざという時のために備えられた知識の断片は、使われることがなかったとしても、その存在自体が当時の備えの厚みを物語っている。手のひらに収まる形で残された、生存への知恵である。





