放出品ではない、けれど手放せない一双だ。
防水グローブ、新品未使用。断っておく。これは米軍からの放出品ではない。だが濡れた手で作業をする者にとって、防水性という機能そのものは軍民問わず切実な条件であり、店に並ぶ実物の放出品グローブと並べて置いても実用性では引けを取らない一双だ。
素材が仕事をする
表面はPVCや合成ゴム系の被膜、内側はTPUなどの防水フィルムを挟む構造が一般的。縫い目からの浸水を防ぐには、生地選びより縫製の精度がものを言う!針一つの跡が、防水性能を左右することもある。
バイクという用途
雨天のツーリングでは、指先の感覚が鈍れば操作ミスに直結する。グリップ力を保ちながら水を通さない——相反する2つの条件を両立させるのが防水グローブの難しさだ。時速60kmで走る手元に、コンマ数ミリの誤差は許されない。
新品という安心
中古の実物とは違い、これから使い込む一双。誰かの歴史ではなく、これから刻む歴史がある〜まっさらな1点だ。放出品にはない、これからの使い手次第という自由さもある。







