空軍も海軍も同じ生地で手を守った
NOMEX FLIGHT GLOVE、新品、約31cm×9cm。ノーメックスは米軍種を問わず——空軍、海軍、海兵隊のパイロットいずれも——標準的に採用してきた難燃性素材だ。この手袋も、その規格に沿って作られている。
統一規格という合理性
軍種ごとに独自のグローブを開発するのでなく、共通仕様のノーメックス製グローブを各軍が採用した。それによって調達コストと補給の手間が抑えられた。搭乗員が機種や部隊を移っても、同じグローブを使い続けられる——それが最大の利点だ。
サイズ表記の細かさ
全長31cmという数値は、手首の折り返し部分まで含めた寸法だ。実際に指を通す部分は、これより短い。グローブのサイズ展開が細かいのは、コックピット内での操作精度を左右するためである。緩くても硬くても駄目だ。
統一された規格の中の個体差
規格は共通でも、製造時期やロットで革の質感やステッチの色味には微妙な違いが出る。並べて見比べる楽しみがある——規格品ならではの発見だ。




