使われることのなかった一本
同じくUS製のピストルベルト、新品未使用で長さは約76cm。仕様は先の個体と共通し、拳銃ホルスターやポーチ類を腰に固定するための基幹装備である。
同型のベルトが複数残っていること自体が、大量に生産・支給された軍需品の性格を物語っている。
規格化された装備
個々の兵士の体格に合わせつつも、規格化された長さと構造で大量に生産されたのがこの種のベルトである。効率と実用性を両立させた軍需品の典型といえる。
作りと質感
新品未使用のため、バックルの動きも生地の張りも良好。使用による摩耗が一切ない、資料としての完成度が高い状態である。
いま、遺産として
同型が複数存在するからこそ、一点ずつの違いを見比べる楽しみもある。未使用のまま歴史の証人として残された一本だ。







