留め具ひとつで、世代の古さが分かる。
US ピストルベルト、実測約90cm。旧タイプと呼ばれる真鍮製の摩擦式バックルを備えた個体だ。後年の樹脂製バックルに置き換わる前の世代で、金属特有の重みと質感がある。
真鍮バックルという過渡期
摩擦だけで固定する真鍮バックルは、簡素な仕組みながら——確実に締まる実用性を持つ。素材が金属から樹脂へと移り変わっていく過渡期の装備には、こうした旧タイプの部品が数多く残っている。
ピストルベルトという土台
このベルトはそれ単体で使うだけでなく、キャンティーンポーチや救急ポーチなど各種装備をぶら下げる土台として機能した。米陸軍の個人装備一式の中心にあった、地味だが欠かせない一本である!
約90cmという実測
無骨だが、頼れる金具だ。約90cmという長さは、体格やウエストに合わせて金具の位置で調整する前提の余裕を持たせた寸法だ。使う人の体に合わせて姿を変える、装備品らしい柔軟さがここにもある。






