ダックハンターカモが語る歴史
約16cm×約21cmのM1スチールヘルメットに、ダックハンターカモ柄のカバーが付いた一点。この迷彩は当初、海兵隊の偵察隊や狙撃手向けに限定支給されていたが、陸軍司令マッカーサーの直接オーダーにより一般の海兵師団へも支給が拡大していった。
リバーシブルという工夫
戦地の拡大に物資の生産が追いつかず、全数配置には至らなかったとされるが、表裏で異なる柄を使えるリバーシブル仕様は当時としては先進的な発想だった。海兵隊はもともと迷彩服を持たず、部隊ごとに黒染めや自作のペイントで対応していた時代を経て、この装備にたどり着いている。
作りと質感
カバー・本体ともに中古品としての使用感を残しつつ、当時の柄と形状をはっきり確認できる状態だ。
いま、遺産として
迷彩服という発想がまだ定着していなかった時代の試行錯誤を、このカバー一枚が今に伝えている。








