礼装を締める帯
約103cm×約3cmのドレスベルトは、制服の礼装時に締められてきたベルトで、新品・未使用のままバックルなしの状態で残されている。
当時の生地の張りをそのまま保っている。
ドレスベルトという装い
ドレスベルトは野戦用の装備ベルトとは異なり、儀礼や式典など制服姿を整える場面で使われてきた品である。細身のシルエットは実用よりも見た目の端正さを重視した設計になっている。
作りと質感
未使用品らしいなめらかな生地の質感が今も残り、バックルが付属していない分、その素材そのものの表情がよく分かる状態になっている。
いま、遺産として
式典の場を静かに支えてきたこの一本が、バックルを欠いたまま当時の姿を今に伝えている。実用品とは違う、制服文化の一端を物語る品である。



