肩幅は普通。なのに袖丈だけがやけに長い、そんな一着。
USMCカーキードレスシャツ(長袖)、海兵隊の礼装シャツでサイズ不明。肩幅42cm・身幅52cm・袖丈63cm・身丈81cm、中古良品。数値を並べると体のバランスの面白さが見えてくる一着だ。
腕の長さは人それぞれ
肩幅・身幅は先の一着とほぼ同じなのに、袖丈だけが3cm長い——既製品とはいえ複数のサイズ展開の間で微妙な調整があった名残だろうと考えると、この差にも合点がいく。着る人の体つきに、シャツの方が合わせにきた形だ。誂えに近い。
放出品ゆえの一点物感
同じ「サイズ不明」でも実寸はどれも違う!量産品でありながら、結局は一着ごとの個体差でしか語れないのが実物の面白さだ。並べて初めて気づく差だ。
今の既製品にはない自由さ
袖丈だけを単独で選べるシャツは、今の量販店にはまずない。当時の海兵隊の調達感覚の名残が、ここに透けて見える。自由と言えば、実は自由な作りだった。







