同じ規格のはずが、幅が違う。
ドレスベルトは米陸軍などの礼装で使われたウェブベルトだが、この一本は約102cm×約3.5cmと、同種の品より0.5cmほど幅が広い。中古良品として、織り目も型崩れも少ない。状態は上々だ。
幅の違いが示す製造差
礼装ベルトは基本規格こそ共通だが、製造した業者や年代によってウェビングの織機や幅出しにわずかな個体差が生まれた。3cm幅が主流の中で3.5cmという一本が混ざっているのは、そうした製造ロットの違いを物語っている——たった5ミリの差だが、見過ごせない。
厚みのある織り
幅が広い分、生地の厚みと張りも増している。手に取ってわかる硬さの違いが、同じ「ドレスベルト」でも一枚一枚別物であることを教えてくれる。GI装備の均一さの中にある、小さな不揃いだ!
見比べる楽しさ
寸法をわざわざ測って比べる人は少ないだろう。だが3cmと3.5cm、その差にこそ製造の実態が刻まれている。地味な発見ほど、実は面白い。





