鉄帽の中で、頭を守っていたのはこっちだった。
ヘルメットライナー Mサイズ 新品。米軍のM1ヘルメットは、外側の鋼鉄シェルと内側のライナーが分離する二層構造だった。実際に頭部の衝撃を吸収していたのは、外殻ではなくこのライナーの方だ。
繊維強化樹脂という選択
ライナーはガラス繊維強化のフェノール樹脂やナイロンで成形されている。金属ではなく樹脂を選んだのは、軽量さと頭部へのフィット感を両立させるためだ。内部にはサイズ調整用のバンドやパッドが組み込まれ、兵士ごとに合わせて使われた。
1985年まで続いた構造
この二層式ヘルメットは1941年の制式化からPASGTヘルメットへ置き換わる1985年頃まで、実に40年以上——米軍の標準であり続けた。第二次大戦からベトナム戦争まで、映像資料に映る鉄帽のほとんどがこの構造だ。
未使用という希少性
新品未使用のライナー単体は、実際に使用された個体に比べて流通量が少ない。実戦を経ていない!だからこそ、当時の成形技術をそのまま観察できる資料的価値がある。






