夜、前を行く戦友の背中を照らす小さな目。
キャッツアイ ヘルメットバンド デザート色 新品 約62cm。ヘルメットに巻くカモフラージュ生地のバンドの背面に、暗闇でぼんやり光る「キャッツアイ」と呼ばれる小さな反射材が縫い付けられている。カラーはデザート(3色/6色)——湾岸戦争の砂漠を思わせる配色だ。
キャッツアイの起源はベトナムのジャングル
夜間、無灯火・無線封止で前進する部隊にとって、前の兵士を見失うことは即座に隊列の崩壊を意味した。ベトナム戦争のジャングル戦で、ヘルメットの後ろに小さな発光・反射材を付けて先導者を目視できるようにしたのが始まりとされ、以来PASGTやACHの世代にも受け継がれている装備だ。
デザートパターンという選択
3色デザートは通称チョコチップ迷彩、1991年の湾岸戦争で米軍が身にまとった砂漠迷彩の代表格だ。後継の3色デザート(DCU)は1990年代半ばから採用され、2003年のイラク戦争でも見られた。このバンドはその配色を踏襲している。
普段は畳んで、いざという時に開く
使わない時は帯の中に折り畳んでおき、必要な瞬間だけ起こして使う——小さな装備だが、命綱に近い役割を担っていた一品。新品のまま、その出番を待っている。




