90発を、ひとまとめに。
トリプルマガジンポーチ、新品。約25cm×約16cm。M16系列の30発入り弾倉を3本まとめて携行するための装備だ。
三連という発想
弾倉を一本ずつ別のポーチに分けるより、三連にまとめたほうが装着の手間が減り、ベルトやベストの面積も節約できる。ベトナム戦争期のM16導入以降、1973年制式のALICE装備でも定番の構成として、この手の複数連ポーチは米軍で標準的な運用として定着した——効率という一点で、形はほとんど収斂していった。
90発という携行数
30発弾倉を3本、つまり本体装填分と合わせて実質120発前後を身につけられる計算になる。これが多いか少ないかは任務次第だが、少なくとも交戦の初動をしのぐには十分な数だ。
布と金具だけの合理性
中身の弾倉こそ無いが、蓋の作りとベルトループの位置を見れば、どれだけ速さを優先して設計されたかが分かる——飾りを削ぎ落とした形こそ、実戦装備の答えだ。






