壊れるのは、いつもファスナーからだった
M-65リペアセット、中古品。SOCOVILL製の交換用ファスナーを含む。袖口・裾・ファスナーといった消耗箇所を直すための補修パーツ一式だ。50年以上前の綿ナイロン地は生地自体が丈夫でも、金属パーツから先に寿命が来る。
M-65、1965年制式の一着
M-65フィールドジャケット。1965年、米陸軍が制式化した野戦服だ。それまでのM-1951パーカーに代わる新世代の防寒着として登場した。映画『タクシードライバー』でロバート・デ・ニーロが着込んだ一着として、軍装の枠を超えて知られている。
直して使う、が前提の設計
壊れたら、直す——それだけの話だ。当時から補修用のパーツが流通していたこと自体が、この服が長期の使用を前提に設計されていた証拠になっている。
今も現役で使われる修理パーツ
半世紀を経てなお、このリペアセットは現行のM-65やその複製品の修理に使える実用品として——今も静かに流通している。捨てるにはまだ早い!





