焦点を合わせなくていい、双眼鏡。
M22ビノキュラー、新品未使用。ベトナム戦争後の1970年代、米陸軍が標準化を進めた7×50双眼鏡の代表格で、今もなお現役の系譜が続く型番だ。この一点は箱出しのまま、使われることなく時を止めている。
個眼合焦という設計
M22最大の特徴は、中央のフォーカスホイールを持たない個眼合焦方式にある。左右それぞれの接眼レンズをあらかじめ自分の視力に合わせておけば、以降はピント調整いらずで即座に対象へ向けられる——観測や警戒任務では、この一手間の省略が命取りを防ぐ!
作りと質感
新品未使用のため、光学系にも外装にも使用感は一切ない。ラバーアーマーで覆われた筐体は防滴・耐衝撃仕様だ。サイズは約19cm×約2.5cmとコンパクトにまとまっており、片手で扱える携行性を重視した設計であることが分かる。
完成された規格の姿
一度も使われることなく残ったこの一点は、標準化された軍用光学機器の完成形を——当時のまま伝えている。
















