タン色が示す配備先。
デザートベルト、中古品。長さ約92cm・幅約2.5cm。3色デザート系統の装備でよく見るタン地のベルトだ。
3色デザート(DCU)という世代
湾岸戦争後、米軍は6色デザート(チョコチップ)の反省から、より単純な3色デザート——通称DCU——へと切り替えた。2003年のイラク戦争開戦時、地上部隊の多くがこのDCU系装備を身にまとっていた。ベルトもその一部として、砂漠の環境に合わせたタン一色で作られている。派手な柄より単色の方が、遠目には効果的だと分かっていた時代の産物だ。
幅2.5cmという規格
この幅は米軍のドレス・戦闘両用ベルトに共通する標準寸法で、バックルの規格とも合わせて設計されている。
短かった現役期間
DCUは2004年以降、デジタル柄のACUへと急速に置き換わった。実働期間の短さが、こうした中古品の希少さにつながっている——短命な規格ほど、後から探すのが難しい。




