射撃の轟音から耳を守る、地味だけど消耗の早いパーツ
イヤーマフ本体は長く使えても、耳に直接触れるパッド部分だけは消耗が早い。これはスウェーデンの聴覚保護具メーカーPeltor(ペルター)の「Shotgunner」シリーズに使われる交換用イヤーパッドで、米軍放出品としてOD(オリーブドラブ)カラーが流通した一点だ。
Peltorという聴覚保護の定番
Peltorは3Mグループ傘下のブランドで、射撃競技や軍・law enforcementの現場で世界的に使われてきた聴覚保護具の老舗。Shotgunnerはその中でも軽量・シンプルな構造が特徴のモデルで、電子的な集音機能を持つ上位機種とは違い、純粋に遮音に特化した作りになっている。射撃の発砲音は瞬間的に140dBを超えることもあり、こうした保護具なしでの継続的な射撃訓練は難聴のリスクを大きく高める。
パッドが担う役割
イヤーマフの遮音性能は、ヘッドバンドの締め付けとこのパッド部分の密閉性で決まると言っていい。パッド内部にはジェルまたは発泡素材が入っており、耳の周りに隙間なくフィットすることで外部の音を物理的に遮断する。長時間の使用や経年で潰れたり硬化したりすると遮音性能が落ちるため、消耗品として交換パーツの流通が続いている。
OD色という選択
民生用の射撃用品では黒が主流だが、このODカラーは野戦装備の色調に合わせたミリタリー仕様。中古良品とのことで、実際に耳当てとして使い込まれた個体だが、機能面での実用性は十分に保たれている。既存のShotgunner本体を持つ人にとっては、そのまま使える貴重な補修パーツになる。







