湾岸からイラクへ——米空軍が着た3色デザートの実物です。
DCU(Desert Combat Uniform)と呼ばれる3色デザート迷彩の空軍ジャケット。胸には前の持ち主とおぼしき「JOHNSON」のネームテープと「U.S. AIR FORCE」テープがそのまま残っていて、実際に基地で着られていた一着だとわかります。
USCENTAFパッチの意味
右肩に縫い付けられたパッチはUSCENTAF、米中央軍空軍(U.S. Central Command Air Forces)の識別章です。星と翼、キノコ雲のようなモチーフに地球儀をあしらったデザインで、中東方面へ展開した空軍部隊であることを物語ります。90年代の湾岸戦争から2000年代のイラク戦争にかけて、この種のパッチはデザート迷彩とセットでよく見られました。
3色デザート迷彩というカムフラージュ
DCUの3色デザートパターンは、6色だった旧世代の砂漠迷彩を整理し、タン・ブラウン・グリーンの3色に絞ったもの。乾いた土地での視認性を抑える狙いで採用され、湾岸戦争後からOEF/OIF初期にかけて米軍全体で広く使われました。生地はリップストップ素材で、破れに強いのも特徴です。
タグが語るサイズと来歴
内側の革タグには「LARGE-X-LONG」「STOCK NO. 8415-01-327-5315」の刻印。ストックナンバーが読める個体は年代や規格の裏取りができる分、コレクターにとって価値が上がります。実物のネームテープ・部隊パッチ付きは、映画の小道具や再現ディスプレイにもそのまま使える一着です。







