ベトナムからずっと、米兵の背中を支えてきた緑の巨体。
ALICE(All-purpose Lightweight Individual Carrying Equipment)は1973年に米軍が制式採用した個人装備システム。このLC-1パックはその中核となる大型バックパックで、内側の刻印には「FIELD PACK...LARGE, LC-1」の文字がうっすらと読み取れます。
外付けフレームという古き良き設計
現代のバックパックが内蔵フレーム主流なのに対し、ALICEパックは金属製の外付けフレームに本体を吊るす方式。荷重を腰と肩に効率よく分散でき、長時間の行軍に耐える設計です。フレームと本体が別パーツなので、壊れた部分だけ交換できるのも軍用らしい合理性。
サイドポケットで拡張する大容量
本体左右に大型のサイドポケットを備えたラージサイズは、通常サイズより一回り大きく、装備をぎっしり詰め込める点が魅力。前面のバックルとコンプレッションストラップで荷物を締め上げれば、歩行中の揺れも抑えられます。ベトナム戦争から湾岸戦争期まで、米軍の背中を長らく支えてきた定番装備です。
実物の見どころ
生地・バックル・ストラップの傷みが少なく、フレームセット込みで極上品と呼べる状態。US刺繍のロゴもくっきり残っています。サバイバルゲームの本格装備として、あるいはミリタリーコレクションの目玉としても存在感のある一点です。







