撃墜されたら、このベスト一枚が生死を分ける。
ジッパーだらけの独特なシルエットは、米空軍(USAF)パイロットが飛行時に着用するサバイバルベスト。万一の緊急脱出・不時着に備え、救難信号器材や応急装備を身ひとつで持ち出せるよう設計された装備です。
ポケットの数だけ命綱がある
前面に並ぶ複数のジップポケットには、信号拳銃や発煙筒、応急キット、コンパスといった生存に直結する装備を分散して収納します。黒いループ状のホルダーは信号弾やナイフなど細長い装備を固定するためのもの。どのポケットに何が入っているか体で覚えるほど、パイロットにとっては身近な装備でした。
コックピットでの動きやすさを優先した設計
肩から回すハーネス状のストラップと、腰周りのウェビングで身体にしっかりフィットさせる構造。座席に座ったまま、あるいは緊急脱出時にもすぐ手が届くよう、装備の配置が考え抜かれています。革製のホルダーが付いた内ポケットも、ナイフや工具の携行を想定したものです。
実物の見どころ
生地には使用感がありますが、破れは見当たらず洗濯すればさらに状態が良くなりそうな一着。米空軍のコレクションや、パイロットスタイルのミリタリーファッションのアクセントとしても存在感があります。






