ドイツ軍のシルエットに似た、あの独特な丸み。
丸みを帯びたシルエットから通称「フリッツヘルメット」と呼ばれるこのヘルメットは、米軍が1980年代に旧来のM1ヘルメットから更新したPASGT(Personnel Armor System for Ground Troops)ヘルメット。第二次大戦時のドイツ軍ヘルメットに似た形状からこの愛称が付きました。
内側のサスペンションが荷重を分散
中を覗くと、頭部を直接覆うのではなく、複数のストラップで編まれたサスペンション構造で頭とシェルの間に空間を作っているのがわかります。これにより衝撃を分散しつつ通気も確保する仕組みで、現代のヘルメットにも通じる合理的な設計です。
カバーとバンドが果たす役割
ウッドランド迷彩のカバーは光の反射を抑え、周囲に溶け込ませるためのもの。ゴム製のヘルメットバンドは、小枝やヘルメット用のカモフラージュネットを挟んで固定するために使われる定番アクセサリーです。付属の説明書「HEADBAND G.T/PARA HELMET」からも、規格化された官給品であることがわかります。
実物の見どころ
シェル・カバー・サスペンション・バンドが揃った新品同様のフルセット。サイズはM-5。サバイバルゲームの装備としても、有事の備えとしても、そしてミリタリーコレクションの主役としても存在感抜群です。







