背負う荷の重さを腰へ逃がす、金属フレームの仕事。
ALICE(All-purpose Lightweight Individual Carrying Equipment)パックのフレーム一式。緑のショルダーストラップとウエストパッドが組み付いた状態の中古で、フレームに合わせるアリスパック本体もサービスで付属する。
フレームだけが主役になる理由
ALICEシステムはパック本体とフレームが分離できる設計が特徴で、フレーム側には背負い心地を左右するストラップとパッドが集約されている。荷重を肩から腰に分散させる金属フレームは、ナイロン製の外装より先にへたることが少なく、本体だけ買い替えてフレームを使い回す兵士も多かった。
最近は見かけない
ベトナム戦争期から長く米軍の標準装備だったALICEも、後継のMOLLEシステムへの切り替えが進み、放出品市場での流通量は年々減っている。フレーム単体、しかもストラップ・パッド付きの状態でまとまって出てくること自体が珍しくなってきた。
見つけたら迷わず
サバイバルゲームや実用のバックパッキングで今も根強い人気がある構成。この手のパーツは一度市場から消えると次にいつ出るか分からない——見つけた時が買い時、というのが放出品の世界の常識だ。






