砂漠の戦場が生んだ、あの独特な三色迷彩。
3Cデザート(DCU)と呼ばれるこの迷彩、実は湾岸戦争で使われた6色デザート「チョコチップ」の後継にあたります。色数を減らして視認性のムラを抑え、より遠くから馴染むよう調整された柄です。
採用の背景
1990年代初頭から米陸軍・海兵隊で導入が進み、2000年代前半のイラク・アフガニスタン初期展開でも広く使われました。のちにACUやMARPATへ切り替わっていくまでの、いわば過渡期を支えた迷彩でもあります。
タグが語る素材
内側のタグには「SMALL-SHORT」の表記とストックナンバーがそのまま残っていました。生地はナイロン混の平織りで、乾燥地帯の砂塵にも耐える丈夫な作り。ポケットの深さや裾のドローコードなど、実用重視のディテールがそこかしこに見て取れます。
見どころ
上下セットでこの状態はなかなか出会えません。タグ付近の折りジワが実物ならではの証拠——飾るもよし、そのまま着るもよし、どちらの楽しみ方もできる一着です。







