背嚢というより、荷造りの知恵そのものが形になった一品。
M1945フィールドパックは、M1944フィールドパックシステムを受け継いで登場した米陸軍のコンバットパック。朝鮮戦争からベトナム戦争にかけて、歩兵の携行装備を支えた実用品です。
連結できる設計
このパック単体でも背負えますが、真骨頂は下部にM1941カーゴフィールドパックを連結できる点。任務の長さや携行量に応じて容量を後から足せる、当時としては合理的なシステムでした。刻印には"FIELD PACK CANVAS DSA-100-1331"の文字がそのまま残っています。
コットンキャンバスの質感
生地は厚手のコットンキャンバスで、フラップの留め具は真鍮のホーンボタン式。何十年分の使用感が滲んだ色ムラや擦れは、量産品にはない一点物の表情です。ストラップの縫製やDリングの位置にも、当時の規格がそのまま息づいています。
見どころ
古いながらも状態はまずまず良好な部類。単体でのデイパック使いはもちろん、当時のシステムを再現するコレクションの核としても価値のある一品です。







