淡いブルーの一枚は、机仕事の兵士の制服だった。
SHIRT, UTILITY, MAN'S——サイズM-32SL、ポリエステル50%・コットン50%の混紡地。契約番号DLA100-87-C-0514、NSN 8405-01-191-3006の刻印が襟裏に残る、水色地の長袖シャツだ。
戦闘服ではなく勤務服
カーキやOGの野戦服とは違い、この淡いブルーグレーは屋内勤務や基地内での通常業務向けに使われた色。胸に2つのフラップ付きポケットを備え、ボタンダウンではないオープンカラーの襟——事務仕事や整備作業など、迷彩を必要としない場面での着用を想定した一枚だ。
ポリコットンという実用素材
綿だけでなくポリエステルを混ぜることでシワになりにくく、洗濯にも強い。軍の被服調達がコットン単体からポリコットン混紡へ移行していった時期を示す一着でもあり、生地の質感からもその過渡期らしい丈夫さが伝わってくる。
正直な中古品として
前面には経年によるシミが見られる。売り手も「シミあり(画像をご参照下さい)」と明記した上での出品——欠点を隠さず伝えるのも、実物を扱う古着屋の流儀だ。サイズ感を活かして普段使いのシャツとして楽しむのも良いだろう。






