昼の砂漠色ではなく、夜の暗視装置を欺く柄。
一見すると迷彩というより幾何学模様に見えるこの細かいグリッド柄——それがPARKA, NIGHT CAMOUFLAGE, DESERTの正体だ。MSN(補給番号)8415-01-102-6281、サイズLARGE(胸囲104〜114cm)、NATOサイズ7080/0414。フード付きのパーカータイプ、湾岸戦争前後のデザート装備の一部である。
「夜間迷彩」という発想
通常の昼間用デザート迷彩とは別に開発されたこの柄は、暗視装置(NVG)や赤外線センサーによる探知を意識した設計とされる。斑点や不規則な格子状のパターンは、肉眼だけでなく光学機器越しの視認性低減も狙ったものだ。
パーカーとしての作り
裾を絞るドローコード、フードにも調整紐、袖口の絞り——防風・防寒を意識したパーカー仕立てで、単体でも重ね着の外側としても機能する。生地は軽量ながら、風を通しにくいクローズドな織りになっている。
珍しさの理由
デザート系の装備の中でも、この「ナイトカモ」柄は流通量が少なく、市場で見かける機会自体が限られる。昼夜で運用を切り替える砂漠戦の装備思想を体現した、コレクション性の高い一着と言えるだろう。






