暗闇の中で味方だけに見える光——米軍の遭難マーカーライトFRS/MS-2000M。
FRS/MS-2000Mは「LIGHT, MARKER, DISTRESS」の分類で米軍に採用されている遭難信号用ストロボライトです。NSN6230-01-411-8535、契約番号SP0500-05-D-xxx1、製造はFedCap Rehab Svc(ニューヨーク)。パイロットや歩兵が孤立時に自分の位置を知らせるための小型発光装置で、MOLLE対応のコヨーテ色ポーチが付属します。
「IRシールドを伸ばすな」の警告文が示す機能
本体には「WARNING: DO NOT EXTEND SHIELD FOR I.R. OPERATION」の注意書きが印字されています。これは赤外線(IR)モードで使用する際、シールドを展開すると暗視装置で見えなくなる仕組みを示すもの。可視光での遭難信号と、暗視ゴーグルを装備した味方にしか見えないIR信号を切り替えられる二重機能を持つ点が、このライトの核心です。
戦場のサバイバル装備としての位置づけ
墜落したパイロットの捜索・救難(CSAR)や、はぐれた兵士の位置特定など、命に関わる場面で使われることを前提に設計された製品。小型ながら信頼性が最優先される装備で、米軍のサバイバルキットにも組み込まれる定番アイテムです。
実物の見どころ
本体には検査日を手書きしたタグが取り付けられ、定期点検が行われていたことがわかる実物ならではの資料性があります。付属のポーチはベルクロとスナップで確実に固定でき、ベルトやプレートキャリアへのMOLLE装着にも対応。実用品としてはもちろん、米軍のサバイバル装備を知る上でも貴重な一点です。






