銃より先に、虫と戦う日がある。
ジャングルでも砂漠でも、装備リストの片隅には必ず虫よけが入っている。このスティック型虫よけを中心にしたアウトドアケアセットは、絆創膏など基本の応急品も合わせて携行できる小さなポーチにまとまっている。
塗るタイプが選ばれる理由
スプレーではなくスティックタイプなのは、風の強い屋外や狭い塹壕・車両内で使う際に飛散しないから。肌に直接塗り込めるので使用量の調整もしやすく、行軍中のポケットに忍ばせておける手軽さも理由の一つだ。蚊やブヨが媒介する感染症は、実戦部隊にとって銃弾と同じくらい現実的な脅威だった。
応急品を一緒に持つ意味
虫刺されや擦り傷は小さなことのようでいて、放置すれば化膿し行動不能につながることもある。ケアセットに絆創膏がセットされているのは、そうした「小さな怪我を大きくしない」という野外活動の基本原則の表れだ。
レジャーへの転用
今はキャンプ、釣り、庭仕事といった日常のアウトドアシーンにそのまま使える。派手さはないが、いざという時に助かる装備というのは、たいていこういう地味な顔をしている。






