「US」の刻印だけで、これが何者かは一目で分かる。
黒いボディに「US」「WATER」の文字が力強くエンボス成形されたウォーターキャン。もともとのキャップは新品のタンカラー品に交換されており、実用面での安心感も加わった実物放出品だ。
ジェリカン形状という完成された設計
ハンドル、注ぎ口、台形に近い断面。第二次大戦期に生まれたジェリカンの形状は、積み重ねやすく持ち運びやすい合理性から、燃料用・水用を問わず軍用容器の定番デザインとして受け継がれてきた。プラスチック樹脂製のこの水缶も、その系譜の延長線上にある。
太陽熱と共存する道具
黒いボディは日光を吸収しやすく、夏場はかなり熱くなる。だが逆に言えば、それは天然の湯沸かし器にもなるということ。海から上がった子どもたちのシャワー代わりに使われてきたというのも、この道具の懐の深さを物語るエピソードだ。
ガレージインテリアの定番へ
DIYや趣味の空間づくりで愛用されることの多いアイテムでもあり、無骨な見た目そのものが飾りになる。実用にも鑑賞にも応えられる一本だ。






