コックピットの狭さを知る者だけが分かる、ジップだらけの一着
全身にジッパーとポケットが並ぶ、独特のシルエット。CWU-27/Pは米軍で長く使われてきたフライトスーツで、このセージグリーンは1980年代以降の標準色だ。
難燃素材という条件
パイロットが着る飛行服には、コックピット火災を想定した難燃性が絶対条件になる。CWU-27/Pはノーメックス(Nomex)系のアラミド繊維で作られ、高温にさらされても燃え広がりにくい構造。CWU-27/Pはその中でも夏季・熱帯地域向けの薄手タイプとして扱われてきた型番だ。
全身ポケットの理由
太腿の大型ポケット、袖のペン差し、胸のジップポケット。座席に座ったまま片手で出し入れできるよう、配置がすべて計算されている。飛行中は身体を大きく動かせないための工夫だ。
着られてきた証
40Rサイズ、着丈154cm前後。多少の毛玉と汚れは実際に袖を通されてきた証拠で、映画やドラマでもパイロット役の定番衣装として使われてきたシルエットそのものだ。






