銃のようなフォルムで、文字を刻む道具。
握るとまるで拳銃のような形をしたこの道具、正体はDYMO-MITEのハンドエンボッシングマシン、いわゆるテープライター。ダイヤルを回して文字を選び、グリップを握り込むことでビニールテープに一文字ずつ凸型で刻んでいく、電源いらずのアナログなラベル製造機だ。
ミリタリー用品としての立ち位置
写真に写り込む黒いテープには「MARINE」の文字が刻まれており、装備や工具箱の識別ラベルとして軍でも実際に使われていたことがうかがえる。金属製の重厚なボディは、業務用具としての耐久性を感じさせる作りだ。
約半世紀前のデザインが、今も現役
店主いわく「約50年ぐらい前のもの」で、当時グッドデザイン賞を受賞したとも伝えられる工業デザイン。テプラのような全自動ではなく、握る力加減で文字の凹凸に濃淡が出るのも味わいのひとつ。使い込むほどにコツがつかめてくるアナログ道具ならではの面白さがある。
箱・付属品まで残る完品
DYMO-MITEのロゴが入ったオリジナルボックス、予備テープ、説明書らしき紙片まで一式が確認できる状態。テープは大きめの文具店で今も入手可能で、道具として現役で使い続けられる一台だ。






