空の色をまとった、空軍だけのシャツ。
陸軍のカーキ、海軍のカーキとも違う、淡い水色が印象的な米空軍の制服シャツ。この「スカイブルー」と呼ばれる色味は空軍のアイデンティティそのもので、他の軍種のカーキ系ユニフォームと並べるとひと目で見分けがつく個性的なカラーリングだ。
左袖に残る階級章
左肩には3本のシェブロン(山形線)と星を組み合わせた階級章が縫い付けられている。この意匠はスタッフサージェント(空軍軍曹)クラスの下士官階級を示すもので、実際にこのシャツを着ていた人物のキャリアの一端がうかがえる貴重なディテールだ。
右袖の部隊パッチ
反対側の右袖には所属部隊を示すパッチが付いており、翼を広げた鳥のようなモチーフが刺繍されている。こうした階級章・部隊章は本来、配属や昇進のたびに付け替えられるもので、放出品にそのまま残っているのは珍しい。
シャンブレー生地の質感
生地をよく見ると微妙な杢調のシャンブレー織りで、単色に見えて表情のある仕上がり。胸ポケットにはペン差しのステッチが入り、実務服らしい機能性も備えている。制服コレクションのアクセントとして、あるいはそのまま着用する一枚としても存在感のあるシャツだ。







