蓋を開けると刻印された「Weber」の文字
ケトル型グリルの代名詞といえばWeber(ウェーバー)だ。1952年にアメリカ・シカゴで生まれたこの形、実は元々ブイの半球を溶接して作られた試作品が始まりという逸話がある。この個体も蓋のダンパー部分に「Weber」のロゴがくっきりと刻まれた本物で、米軍住宅の庭先から流れてきた一台になる。
通気口の穴がカギ
蓋の中央にある4つの穴は単なる飾りではなく、炭火の温度を調整するダンパー。開け閉めで空気の流入量を変え、強火から燻し焼きまで火力をコントロールできる。庭でステーキを焼くだけでなく、丸鶏やリブを蓋を閉じてじっくり調理する——アメリカの家庭料理の定番スタイルを支えてきた仕組みだ。
プラスチックハンドルの世代
持ち手が白いプラスチック製なのが、このモデルの特徴。木製ハンドルの旧型に対し、耐久性を上げた後継仕様にあたる。網は長年の使用でしっかり錆びているが、これは炭火グリルとしては当たり前の経年で、ワイヤーブラシで磨けばまだまだ現役で使える状態だ。
沖縄のライフスタイルに合う一台
直径約35cmとコンパクトなサイズは、車のトランクにも収まりベランダにも置ける絶妙な大きさ。海辺や河原へのBBQはもちろん、マンションのベランダでも気軽に使える。ホームセンターの廉価品とは鉄板の厚みが違う、本場仕込みの一台だ。






