かかとに刻まれた鷲と地球儀、それが海兵隊の証
スウェード生地に型押しされた紋章に目が留まる。鷲(イーグル)が地球儀と錨を掴んだこのマークはEGA(Eagle, Globe, and Anchor)、米海兵隊のシンボルそのものだ。装飾ではなくブーツの一部として刻まれているあたり、海兵隊向けに調達された制式ブーツであることがうかがえる。
BATESという老舗ブランド
内側のタグには「BATES UNIFORM FOOTWEAR」の文字。BATESは米軍・法執行機関向けのブーツを長年手がけてきたメーカーで、契約番号SPM1C1-07-D-1500の表記からも政府調達契約に基づく正規品であることがわかる。サイズ表記は10.5R(レギュラー幅)。
コヨーテ色のスウェード
表面は起毛のスウェード革で、砂漠地帯での運用を意識したコヨーテ・タン系のカラーリング。編み上げのタイプで足首までしっかりホールドし、履き口の内側にはクッション性のあるパッドが仕込まれている。長時間の行軍でも足を守る作りだ。
ビブラムソールの信頼性
靴底には「BATES」と「Vibram」のロゴが並んで刻印されている。イタリア発祥のビブラム社は登山靴からミリタリーブーツまで幅広く使われるグリップ性能に定評のあるソールメーカーで、この組み合わせは悪路での踏ん張りを重視した仕様だ。使用感はあるものの、ソールの山はまだしっかり残っている。






