リブ編みの厚手ウールに、肩章を通すループが軍服であることを教えてくれる
ざっくりとしたリブ編みのオリーブ色ウール、肩と肘には摩耗を防ぐ補強パッチ。両肩にはエポーレット(肩章)を通すループが縫い付けられ、一見ただのセーターに見えて、軍の正式装備であることを物語る作り込みだ。サイズは38、内タグには「SWEATER, SERVICE WOOL WITH EPAULETTES」の型式名が刺繍されている。
DSCPというブランドの意味
下げ札には「DSCP Valor Collection」の刺繍。DSCPはDefense Supply Center Philadelphia(国防兵站センター・フィラデルフィア)の略で、米軍の被服・繊維製品の調達を担う機関だ。つまりこれは民間ブランドの製品ではなく、米軍の正式な調達ルートを通じて作られた官給品ということになる。
サービスセーターという立ち位置
「サービスウール」の名の通り、これは戦闘服の下に着る防寒インナーではなく、礼装に近い勤務服(サービスユニフォーム)の一部として着用されるセーター。肩章を通せる作りは階級章を見せながら屋外で暖を取るための工夫で、士官・下士官問わず幅広く使われてきた定番アイテムだ。素材は100%ウール、ドライクリーニング指定。
季節を問わず楽しめる一枚
原文にもある通り季節外れの入荷だが、厚手のリブニットは秋冬の普段使いにも十分対応する。肘当てのミリタリーらしいディテールを活かして、そのままアウターとしても、ジャケットのインナーとしても使い勝手のよい一着だ。






