タンカラーの生地に緑のパッチ、砂漠を飛んだ一着の記録
これまでのオリーブグリーンやTANとはまた違う、少し深みのあるキャメル寄りのタンカラー。胸元には革のような質感の緑のパッチ台座が縫い付けられ、名前らしき刺繍タグ「KK」の書き込みも残るCWU-27/P
タグが裏付ける正真正銘の実物
内側のタグには「COVERALLS, FLYERS, CWU-27/P TYPE I, CLASS 2 TAN 380」の型式表記と、NSN 8415-01-452-4888、製造元Carter Industries, Inc.の名前がはっきりと読み取れる。素材は「92% META-ARAMID、5% PARA-ARAMID、3% CONDUCTIVE FIBER」というノーメックス系の難燃繊維で、コックピット内の火災リスクに備えた本格的な仕様であることが分かる。
デザート運用を思わせるタンカラー
緑系のCWU-27/Pが主に温帯・森林地帯での運用を想定しているのに対し、このタンカラーは砂漠地帯での視認性を抑える目的で選ばれる色調。中東方面での任務に従事したパイロットや地上クルーが着用していたことをうかがわせる一着だ。
個体差を楽しむ実物のフライトスーツ
手書きの名前や書き込みが残るタグは、まさに誰かが実際に着ていた証。同じ型番でも色・サイズ・個体ごとの表情が違うのが実物の面白さで、コレクションとしても実用としても飽きの来ない一着になる。






