パイロットを炎から守る、アラミド繊維のフライトスーツ
CWU-27/Pは米空軍で長く使われてきた定番フライトスーツ。タグに刻まれた「TYPE I, CLASS 2 TAN 380」の文字が示す通り、砂漠地帯での運用を想定したタンカラー仕様です。
アラミド繊維という選択
素材は92%メタアラミド・5%パラアラミド・3%導電性繊維の混紡。難燃性の高いアラミド繊維はコックピット内の火災対策として採用が広がった経緯があり、通常のコットン製フライトスーツとは一線を画します。導電性繊維は静電気の火花を機体内で逃がす、地味だが重要な仕様です。
ジップだらけの実用設計
胸・腕・太もも周りに配された複数のジッパーポケットは、手袋をしたままでも開閉しやすい大きめの引き手が特徴。マップやペン、サングラスを機内で素早く取り出す発想がそのまま形になっています。サイズは44R、レギュラー体型向け。
見どころ
襟裏のタグには製造元Carter Industries、契約番号SP0100-05-D-4114の記載があり、放出品ならではの一点物感が漂います。使用感は少ないもののシワや色ムラに時代の経過が見て取れ、実物ならではの説得力を纏った一着です。






