『ブルーベリーズ』と呼ばれた、海に落ちたら見えなくなる迷彩服
米海軍が2008年から段階導入し、2010年に艦艇・陸上基地の作業服として全軍展開したのがNWU(Navy Working Uniform)タイプI。紺・グレー・黒のデジタル柄から、水兵たちは自嘲気味に「ブルーベリーズ」と呼んだという。
迷彩なのに迷彩じゃない
この柄はそもそも敵から身を隠すための迷彩ではなく、艦上の油汚れやペンキが目立たないための実用色。だが皮肉にも、海に転落した水兵を見つけにくいという致命的な弱点が指摘され、Navy Timesなど米メディアでたびたび報じられた。
短命に終わった制式服
批判を受け米海軍は2016年、NWUタイプIを段階的に廃止し、2019年10月までに緑系デジタル柄のタイプIIIへ統一すると発表。結果としてタイプIの現存数は年々減り、放出市場でも見かける機会が少なくなっている。
実物の見どころ
本品は上下セットで内側にネームテープが縫い付けられた実物放出品。生地の質感や胸ポケットの作り込みまで、実際に着用された海軍現役品ならではの雰囲気が残っている。






