タグの製造元が語る、量産される正規軍装の裏側。
同じマーパット・デザートのブラウスでも、内側のタグを見比べると製造元が違うことに気づく。このロットはBA Industries, Inc.製、契約番号SPO100-04-D-0369。米軍の被服は単一工場で作られるのではなく、複数の契約業者に発注が分散されるのが常で、コレクターの間ではこのタグの違いが製造年代やロットを見分ける手がかりになっている。
素材と規格は変わらない
コットン50%・ナイロン50%の混紡、Stock No. 8415-01-484-6043という規格自体は前述の個体と共通。つまり支給元(海兵隊)が定めた仕様書通りに、複数の縫製業者が同じ製品を作っていたということだ。軍需調達の実務が透けて見える一枚と言える。
EGAとネームテープ
胸には「U.S. MARINES」のネームテープと、鷲・地球・錨(Eagle, Globe, and Anchor)の刺繍。これは海兵隊員としての誇りを示す象徴で、他軍種のBDU/ACUとひと目で区別できるポイントでもある。襟の内側には小さくEGAのタグも縫い付けられている。
実物ならではの説得力
サイズはL-R。放出品らしい使用感はあるものの、迷彩のドット柄は褪色も少なく状態は良好。ミリタリーファッションのアウターとして着るもよし、資料としてタグまでじっくり眺めるもよし、実物にしか出せない情報量がここにはある。






