氷点下の任務を支える、米軍寒冷地装備の中核。
内側タグに刻まれた「PARKA, COLD WEATHER CAMOUFLAGE MIL-P-44188D」の文字が示す通り、これはECWCS(Extended Cold Weather Clothing System=寒冷地被服システム)のアウターシェルにあたるゴアテックスパーカ。米軍が層(レイヤー)構造で防寒装備を組む仕組みの、最も外側を担う一着だ。
ゴアテックスという選択
生地は防水透湿素材ゴアテックスを採用し、雨や雪を防ぎながら体から出る汗の蒸気は逃がす仕様。フードは顔周りをすっぽり覆う立体裁断で、視界を妨げずに風雪から頭部を守る。脇の下にはジップ式のベンチレーション(換気口)が設けられ、行動時の体温調節にも配慮されている。
タグが語る出自
「100% US Components Assembled in Mexico」の表記からもわかる通り、素材は米国製・縫製はメキシコという当時の米軍調達の実情がうかがえる。サイズは「LARGE-LONG」、身長71インチ以上・胸囲41〜45インチ対応と、大柄な体格向けの一着。バーコード付きの未使用タグがそのまま残るデッドストック品だ。
実用性の高さ
ウッドランド迷彩は今なお色褪せない定番パターンであり、実際にアウトドアやスキー・スノーボードのシェルジャケットとして使う愛好者も多い。軍用ゴアテックスならではの堅牢さと防水性は、市販アウターに引けを取らない実力を持っている。






