白と黒のコントラストに、鷲の徽章がひとつ
白いクラウンと黒のブリム——この配色だけで海軍の制帽だとわかる人も多いだろう。米海軍女性士官・下士官が制服規定の一部として被った、いわゆるコンビネーションハットだ。
正面を飾るUSNの鷲章
帽子の正面には翼を広げた鷲と「USN」の文字を組み合わせた金属バッジが取り付けられている。United States Navyの略であるUSNの文字は、遠目からでも所属が一目でわかるようにという実用面と、着用者の誇りを示す意匠面の両方を兼ねる。バッジ自体は真鍮製で、経年による渋い光沢が実物ならではの説得力を出している。
男性用制帽との違い
米海軍の男性用制帽は同じく白と黒だが、フレームが大きくブリムも硬く水平に近い。対してこちらは女性用サイズに合わせて全体がややコンパクトで、頭頂部の丸みも柔らかい。サイズ表記は22、日本人でも合わせやすい号数だ。
制服アイテムとしての完成度
セーラー服のイメージが強い海軍だが、こうした制帽ひとつ取っても正装としての格式が感じられる。コスプレや舞台衣装用途はもちろん、ミリタリーコレクションの中でも「女性用」という切り口は意外と数が少なく、見つけたら押さえておきたい一品だ。






